感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
テッテレこだち
1
1980年代頃までのテレビゲームの置かれた環境や歴史についての百科事典みたいな本。本の構造がユニークで、中盤から3段構造→2段構造に変貌する。前半はゲームに関わるトピック、ゲームの製作会社、そして著名なゲームの3段にわかれており、それぞれの段が独立していて、各段を別々にめくって相互参照できるようになっている。上の2段は3段目より先に内容が終わり、合体して関連分野の著名人物へのインタビュー集になるが、その中には若き宮本茂氏や在りし日のすぎやまこういち氏も含まれる。読みごたえがかなりあった。2024/08/10
かねだ
1
日本で書かれたビデオゲームの本として外せない一冊。ビデオゲーム全体を俯瞰した内容、記念碑的ゲームや国内外クリエイターの解説、今日でいうHTMLを擬似的に作り出している1ページを複数に分割したような構成。ゲーム業界関連者へのインタビューも充実しています。とにかくよく出来ています。ビデオゲームの歴史的な知識を得たい人にはうってつけの内容です。プレミア本としても有名ですが、マメに、かつ丹念に探すとワリと安く買えることもあります。2013/03/09
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