日本中世史を見直す

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日本中世史を見直す

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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784946424564
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C0021

内容説明

鎌倉・建武・室町の激動期、この時代をになった諸勢力はたがいに激突しながらも政策の大筋は継承し歴史を動かしていった。新しい中世史像を提示。

目次

1 日本中世史を見直す―鎌倉期から南北朝期へ(1960年、70年代における研究状況;得宗専制から後醍醐専制へ;後醍醐専制の継承者;武家支配の外の世界;鎌倉・南北朝期の人物群像)
2 後醍醐と尊氏―建武の新政から南北朝の動乱へ(王権の危機;二条河原落首の世界;京都の幕府;南北朝動乱の意義)
3 転換期としての鎌倉末・南北朝期
参考資料(平政連諌草;花園上皇「誡太子書」;吉田定房奏状;北畠顕家奏状)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaeremakure

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鼎談がメインで、建武政権や南北朝の話が多いのが嬉しい。熊野海賊の蜂起鎮圧は15か国の軍兵を催していて元寇以来の動員規模、賢俊が文観に対抗するために機密文書を収集していたのではないか、得宗被官と後醍醐天皇が動員した連中と、高師直が利益を代表していた畿内周辺の新興武士団の人間のタイプの共通性など、興味深いネタが次々と出てくるけど、素人が詳しく調べるのは大変そうだ。村松剛『帝王後醍醐』はそのうち読んでみたい。2014/06/02

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