内容説明
本書では、「自動制御によるマニピュレーション機能や移動機能を持ち、いろいろな作業がプログラムできる機械」というJISの意味付けを基に、対象物の種類の変化やモデルチェンジなどにフレキシブルに対応でき、多種少量生産に十分に効果を発揮するものとして、専用の自動機とは区別して産業用ロボットをとらえて、その開発現状や技術動向、生産機種一覧、メーカ・商社・エンジニアリング会社リストなどをまとめ、ユーザサイドに立った実用の書となるようにした。
目次
第1編 総論(FAとロボット;産業用ロボットの開発市場動向;産業用ロボット導入のためのアドバイス)
第2編 用途別に見た産業用ロボット(組立ロボット;部品実装ロボット;スポット溶接ロボット;アーク溶接ロボット;塗装ロボット;インサート成形用ロボット;プレス用ロボット;搬送用ロボット;AVG)
第3編 関連要素技術の動向(アクチュエータ;センシング;制御・情報処理;ロボット言語)
第4編 新応用分野に見るロボット(クリーンルーム用ロボット;極限作業用ロボット;建築・土木用ロボット;知能ロボット)
第5編 産業用ロボットメーカ生産機種一覧
第6編 メーカ・商社・エンジニアリング会社リスト