LINE文庫
“宵闇”は誘う―藤神蒼天と地下の女王

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784910040035
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

人を喰う化け物“宵闇”を倒すための組織、宮内省陰陽課特戦部に藤神蒼天という少年がいた。霊に問える彼の能力は的確に敵の位置をしることができ、貴重な戦力であった。しかし直接的な戦闘能力ではないため、人々を救えないとの自責の念にかられた蒼天は絶望の中特戦部を辞めてしまう。それから数年。ただの学生となった蒼天のもとにある奇妙な依頼がもたらされる。行方不明になった少女が当時の姿形のまま現れたので探して欲しいと。自分の能力が役立つのではと思い、蒼天はその依頼を受けたのだった。

著者等紹介

神野オキナ[カミノオキナ]
沖縄出身。一般向け代表作の他、ライトノベル多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

虚と紅羽

17
陰陽師とか能力とかいうから異能バトル系かと思いきや特殊部隊が銃火器使って化物と戦うミステリ?作品だった。 主人公以外の能力も出てこないし、そもそも主人公も能力たいして使ってないしこの設定するいらないだろって思うくらいには薄っぺらい要素。守刀も銘があるくらいだから特殊な力があるのかな〜て期待してたのになんもなかったし。 面白くない、とは言わないけど面白いかと言われれば否定できるくらいの内容だった。2019/11/10

紅羽

8
14歳の時、任務中に受けたショックで組織を離れ七年。普通の大学生として生活する主人公。そんなある日偶然再会した恋心を寄せていた元クラスメイトからの依頼で彼女の失踪した従姉妹捜しを請け負う事になる。しかし事件を追っていく中、主人公は次第にまた過去に在籍していた組織へと再び向き合う事になっていく。序盤は退魔モノ、徐々に現代的なバトルモノへと転じていきますが、全体的にキャラも世界観も好みで面白かったです。後、若干グロさがあります。2020/05/26

灰音

6
戦闘能力低めの男の子が奮闘するお話でした! 運命に翻弄されつつも導かれていく感じが面白かったです。 作者の巧みな表現力がすごく好きでした2020/11/06

METHIE

5
現代退魔モノ、になるのかなあ。 あとがきが無かった。2019/12/11

吉野小次郎

2
前半は主人公が少女失踪の謎を追うミステリな感じで進んでいって、裏では主人公元所属の政府の怪異対策部隊も実は同じものを捜索つつ、中盤でその正体が明かされたところから一気に疾走感が高まる。主人公が一時復帰して化物どもを部隊が重火器でぶっ飛ばしつつ、しかし敵も味方もサクッと死んでいく。そしてラストは主人公がバトルするわけだがこれも読んでて勢いが良かった。生活力ゼロなやや重い姉的存在とかつて恋した同級生から好意を寄せられるなど確かにお前はラノベ主人公。前半暗く、後半は疾走感と切り替えが良い。大変おもしろかった。2019/12/14

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