内容説明
ちっぽけな会社が大企業に負けないためには、なにをすればよいのか。中小零細企業は、未来をどう生きればよいのか。その答えは、ビジネスモデル家電のレスキュー隊の経営理念にある!
目次
序章 アリと巨象
第1章 経営者への道
第2章 会社が真の会社になるとき
第3章 提供すべきはモノではなく価値
第4章 経営理念で飯は食えるか!?
第5章 「カデンのエトウ」VS「ヤ○ダ電機」
第6章 未来への挑戦
著者等紹介
江藤健続[エトウタケツグ]
1974年大分県佐伯市にて、地域いちばんの電気店「カデンのエトウ」を営む江藤家の次男として生まれる。現在は、社長を務める兄・和起と二人三脚で店を経営。電気のトラブルになんでも対応する「家電のレスキュー隊」として活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おおたん
13
同じ塾で学んだ方の著書。大分県の佐伯市という地方で色んなことにチャレンジされている方の本。中小零細企業の経営者の方は、ぜひ読んでもらいたい本です。また、副業されている方も、この本を読むことで、色んなヒントを得ることができると思います。商売とは?というテクニカルではなく、メンタルや心構えの話のため、本質論に近い話です。また、気になる方は現地に行くことも可能です。◆トムソーヤの冒険◆感情と結果◆人生=寿命=時間◆ウルトラマンではなくアンパンマン◆脅威が生存本能にスイッチを入れる2021/10/26
よっしー
11
町の電気屋と巨大量販店とのたたかいの本かと思いきや、実際は経営理念についてがメインに書かれている。経営にとって大事なのは、「アイデンティティの確立」と「ミッションインストール」。つまり、自分が何者かを知り、何をすべきかをはっきりさせること。カデンのエトウでは、憲法とも言うべき経営理念を定め、それに伴う行動理念を策定。さらに行動に落とす際の基本方針を掲げている。そしてそれを浸透させるべく朝礼などを通じ、毎日欠かさず全員に意識させているとのこと。当たり前のようで中々できないことを徹底する姿勢に感銘を受けた。2021/08/29
keitakenny
4
中小企業の奮闘記と言ってしまえばおしまいの一冊 ビジネスの根源を熱く訴る 存続する会社は存続するだけの意義があり、会社の体力差は関係ない 紹介された出来事や経緯の他にも、客層や土地柄、ビジネス環境も絡んでいると思う マクロとマクロ、アリとゾウの目線の高さや生活スタイルそれぞれにやり方、考え方があるのだろう 中小企業、大企業、多国籍企業の生き残り方もそれぞれ 自分の立ち位置に合った目的を愚直に継続していけるかが大事2021/04/04
mochizo
3
あまり読まれていないようですが良本です。大分の家電会社が、ヤマダ電機の進出に対してもつぶれず勝ち抜いたという本です。この著者のやっていることは、くしくもリクルートの「不」を取り除くというやり方そのものです。ドラマとしても面白いので、是非ご拝読を。2021/01/25
うしうし
2
ヤマダ電機が目の前にできて絶望的な状況で、自分の強みとサービスでそれを乗り越えたか考えた方、行動がすごい!