目次
第1章 桂樟蹊子の決断(桂樟蹊子と京大俳句会;満洲国に赴任した樟蹊子と「京大俳句会」会員の亡命 ほか)
第2章 韃靼俳句会の光と翳(俳誌「韃靼」;佐々木有風と桂樟蹊子 ほか)
第3章 キメラの国の俳句―中国東北部(旧満洲国)俳句史序論(今、なぜ満洲俳句史なのか;満洲の日本人 ほか)
第4章 満洲俳句ことはじめ―正岡子規と安西冬衛(子規の「陣中日記」;子規の句碑のミステリー ほか)
第5章 山口誓子満洲の曠野を飛ぶ―句集『黄旗』の世界(新興俳句の旗手;句集『黄旗』 ほか)
著者等紹介
西田もとつぐ[ニシダモトツグ]
1934年兵庫県西宮市生まれ。甲陽学院中学校・高等学校を経て、早稲田大学教育学部社会科卒業。芦屋大学附属高等学校社会科教諭を40年間勤める。俳句は中学時代、国語科村上千秋氏に手ほどきを受け、高校時代に学友と「甲陽学院あかね俳句会」を結成。高校卒業後、長い中断を経て石田波郷没後の「鶴」「万蕾」に参加。二、三の俳誌を経て、「船団」「雲の峰」「ににん」に参加。大阪俳句史研究会監事、芦屋ユネスコ協会常任理事などを歴任。俳人協会会員。「「京大俳句」を読む会」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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