内容説明
かつて、一宮は“戦場”だった―。「記憶」と「記録」から浮かび上がる、戦時下の街と空襲の実態。市制100周年記念出版。
目次
第1章 一宮大空襲の概要
第2章 一宮と三八市
第3章 第二次大戦中の国民学校と児童
第4章 一九四五年前半のくらし
第5章 空襲直前のくらし
第6章 大空襲当日
第7章 罹災直後のくらしと終戦
第8章 戦災前後の一宮市内各学校の状況
第9章 戦後の一宮罹災地
著者等紹介
森靖雄[モリヤスオ]
1935(昭和10)年7月、愛知県一宮市の家庭用品小売店に生まれ、家業を手伝いながら育つ。愛知大学法経学部経済学科・同大学院経済学研究科・同大学院法学研究科修了(経済学修士・法学修士)。愛知大学助手・研究所専任講師を経て、大阪府立商工経済研究所研究員・主任研究員、日本福祉大学経済学部教授(中小企業論担当)、東邦学園大学(現愛知東邦大学)教授(経営学部長・研究所長)。この間、1981(昭和56)年10月、地場産業振興方法の研究で中小企業庁長官賞受賞。長年愛知県の地方史研究に従事し、『愛知県史』近代担当専門委員。1995~2005年、中国雲南省地域産業振興の共同研究主宰。現在は日本流通学会参与、愛知東邦大学地域創造研究所顧問、防災士。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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