内容説明
人口減少社会の真の姿と生き方がここにある。過疎化、限界集落、寺院消滅などと言われるけれど実際にはお寺も住職も意気軒昂!その奮闘に驚く百力寺以上のドキュメント。活力ある日本の未来に何が必要かが分かる。
目次
過疎地の寺院と地域の現実(お寺を心のよりどころとする過疎地の僧侶と住民の苦悩;人が減っても檀信徒のためにお寺しかできないことがある;檀家の数が少なくても住職と坊守の道心あればこそ ほか)
仏教の活性化と過疎地の可能性(いかに過疎地となろうと生き方を学ぶ場は求められている;僧侶や坊守の五感に訴える営みが参詣者を増やしている;次代を担う若手僧侶の活動に過疎を好転させる力がある ほか)
寺院の社会貢献と平和活動(勇気を持って病院に通い続ける僧侶に医師や患者が求めること;病院にお坊さんは来ないでほしいといわれる時代は終わる;僧侶は説法のみならず被災者や障害者に何ができるのか ほか)
著者等紹介
桜井邦彦[サクライクニヒコ]
1974(昭和49)年、岡山県生まれ。広島大学総合科学部卒業後、中国新聞社に入社し国際部、岩国総局、報道部などを経て現在、文化部記者。地域の宗教をはじめ、「文化」「くらし」について取材している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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