内容説明
「甲寿、人生には空手よりも大事なものがあるんやで」19歳の鄭甲寿に投げかけられた先輩の一言が、彼の人生をそして日本の市民運動を変えた―ONE KOREAを目指した30年の記録。
目次
第1章 3つの国のはざまに生まれて
第2章 ワンコリアフェスティバルにむけて
第3章 ワンコリアフェスティバル草創期
第4章 「アジア市民」の理想に向けて
第5章 南北が主人公になる時
第6章 海を越えたワンコリア
著者等紹介
鄭甲寿[チョンカプス]
1954年大阪市生野区(旧猪飼野)生まれ、在日コリアン3世。立命館大学卒。公益財団法人ワンコリアフェスティバル代表理事、韓国・東北アジア平和連帯理事。国立民族学博物館共同研究員、大阪経済法科大学・アジア太平洋研究センター客員研究員、(特活)コリアNGOセンター共同代表、コリア国際教育振興会(コリア国際学園)副理事長などを歴任。「ワンコリアフェスティバル」を1985年より毎年開催、数万人規模の参加者を集める大プロジェクトにまで発展させ現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。