出版社内容情報
あの福知山線大事故から1年・・・
日本の鉄道でいま何が起っているのか?
『週刊金曜日』で反響を呼んだ話題の連載。
あらたな書き下ろしを加え待望の単行本化。
レール破断が相次ぐJR東日本総武線。保線工事の恐るべき実態。高架・橋梁のコンクリートがボロボロになっているJR西日本。国鉄民営化以降、安全よりも効率化を求め続けてきたJR。「世界一安全で正確」といわれてきた日本の鉄道で、いま何が起こっているのか?
【主な内容】
第1章 ルポルタージュ 続発するJRの事故
●危機一髪の総武線
●ボロボロの神戸線・山陽新幹線
●命を脅かす伯備線・羽越線
●福知山線事故から1年
第2章 インタビュー 鉄道の安全はどう守るのか
第3章 座談会 「東日本」保線現場からの報告
内容説明
レールの破断が相次ぐ「JR東日本」。高架・橋梁のコンクリートがボロボロになっている「JR西日本」。国鉄民営化以降、安全よりも効率化を求め続けてきたJR。「世界一安全で正確」といわれてきた日本の鉄道で、いま何が起こっているのか。現場労働者がJR当局の恫喝を覚悟の上で、その誇りをかけて取材に協力した渾身のルポ。
目次
第1章 ルポルタージュ 続発するJRの事故(危機一髪の総武線;ボロボロの神戸線・山陽新幹線;減員が死傷事故を招いた伯備線・羽越線 ほか)
第2章 インタビュー 鉄道の安全はどう守るのか―安部誠治・関西大学教授に聞く
第3章 座談会 「東日本」保線現場からの告発(桜井淳(技術評論家・物理学者)+現役保線職員)
著者等紹介
安田浩一[ヤスダコウイチ]
1964年静岡県生まれ。『週刊宝石』(光文社)記者などを経て、2001年よりフリージャーナリスト。事件、労働問題を中心に週刊誌・月刊誌へ執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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