目次
第1章 陸軍技術兵
第2章 陸軍技術本部の開発研究
第3章 対戦車火器の開発研究
第4章 江田島米軍学校
第5章 警察予備隊遍歴
第6章 使命をはき違えた教官
第7章 防衛庁技術研究本部
第8章 九九式小銃哀史
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koning
11
タイトルで一見火器全般の歴史とおもったら、表紙写真の四式騎兵銃が象徴するようにノモンハンあたりから准尉として兵器の開発や保守をしていた方の自叙伝っぽい話だった。陸軍から警察、警察予備隊を経て自衛隊>豊和と経て64式小銃へという話がどちらかというと取りとめもなく綴られているのだが、逆にその時代を知っているおじいちゃんの昔話を聞いているような感じがするのでこれはこれでよかったのかもしれない。実際科学的に技術を追求してると精神論で何とかしちゃおうって空気はあの時代でも耐え難いもんがありそうで。2013/07/06
ゴジラ 芹沢
1
技術に関することよりも、一人の人間として生きた戦後の自伝のほうが多い。2014/11/06