美濃の能―白山に抱かれて

美濃の能―白山に抱かれて

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  • サイズ B5判/ページ数 51p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784905958925
  • NDC分類 773.295
  • Cコード C0074

内容説明

白山の山麓地帯は、鎌倉時代から室町時代を通じて、猿楽(能の祖)が盛んに行なわれていたことが知られています。越前には、越前猿楽と呼ばれた芸団が存在しており、その隆盛を物語るように、有名な能面打ちが多数排出していたことが、世阿弥の伝書によって知られています。本書は、岐阜県の能を紹介したもので、岐阜県の歴史環境をも考慮に入れて記述されています。

目次

1 美濃の謡曲散歩(謡曲『養老』と養老の滝;謡曲『班女』と野上の宿 ほか)
2 白山信仰にみる能面(寺院の芸能「延年」と能面;「延年」のプロデューサー大和五郎大夫 ほか)
3 能郷白山麓の神事能(能面の宝庫・小津;井関家、出目家制作の能面 ほか)
4 戦国武将と能(美濃守護土岐氏と能;稲葉一徹と能面「翁」 ほか)
5 自社の祭礼と能面(奉納面に残る演能の面影;刀鍛冶と神事能 ほか)

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