内容説明
「思考の深さ」とは何か。それは「同時性・多次元の動きを可能にする意識」とも言えます。武術は常に「できる」という事実から内なる心身との会話を通して、目に見える形、すなわち法則性を見出しているのです。そこに次元の高さ=思考の深さが得られるのであり、それがまた、さらなる思考の深さへとつながっていきます。武術の究極「気」は、まさにその結果だと言えます。
目次
第1部 思考の深さと気(事実、真実、真理;宇城流根本原理・気)
第2部 術技の奥にある気(修行とは;真の武術―気;宇城流ものの見方・考え方;身体は「内なる気」に応じて動き「気」は「心」の向かうところに応ずる)
著者等紹介
宇城憲治[ウシロケンジ]
1949年宮崎県小林市生まれ。1986年由村電器(株)技術研究所所長、1991年同常務取締役、1996年東軽電工(株)代表取締役、1997年加賀コンポーネント(株)代表取締役。エレクトロニクス分野の技術者として、ビデオ機器はじめ衛星携帯電話などの電源や数々の新技術開発に携わり、数多くの特許を取得。また、経営者としても国内外のビジネス界第一線で活躍。現在は徹底した文武両道の生き様と武術の究極「気」によって人々の潜在能力を開発する指導に専念。宇城空手塾、宇城道塾、親子塾、高校野球塾、各企業・学校講演、プロ・アマスポーツ塾などで、「学ぶ・教える」から「気づく・気づかせる」の指導を展開中。(株)UK実践塾代表取締役、宇城塾総本部道場創心館館長。創心館空手道範士九段、全剣連居合道教士七段(無双直伝英信流)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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