目次
第1章 日ソ・日ロ交流の永い歴史―照る日・曇る日そして雨降る日
第2章 戦後の日ロ経済交流
第3章 北方領土問題の発生―サンフランシスコ講和条約と日ソ共同宣言
第4章 日ロ返還交渉の経緯を見る
第5章 平和条約への四つの障害
第6章 変貌する四島とビザなし交流
第7章 安倍首相は日ロ平和条約の締結に成功するか?
まとめ 「二島プラス共同利用」で解決可能
著者等紹介
望月喜市[モチズキキイチ]
1931年(昭和6年)4月、静岡市生まれ。立命館大学、小樽商科大学を経て、北海道大学スラブ研究センターを1994年に定年退職。北大とロシア科学アカデミー極東支部経済研究所の2カ所の名誉教授。1967年『計画経済と社会主義企業』で一橋大学から博士号を授与される。1968年、APN(ノーボスチ通信社)主催の図書コンクールに優勝し3週間ロシアへ招待された。1993年から1年3カ月モスクワ大学経済学部に文部省派遣研修生として滞在。定年退職後は「日ロ北海道極東研究学会」を創設、現在は「NPO法人ロシア極東研」と改称。その初代理事長。2013年春、ロシアの数理計画経済の研究で瑞宝中綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。