王朝貴族のおまじない

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王朝貴族のおまじない

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  • サイズ B5判/ページ数 235p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784904117002
  • NDC分類 147.1
  • Cコード C0039

内容説明

平安時代の貴族は呪われたり祟られたり、神罰を受けたり、化け物と遭ったり、毎日不安でたまらない。そこで…伝わるおまじないをエピソードとともに御紹介。

目次

第1章 困ったことになったとき(百鬼夜行に遭遇したら;死んだはずの人を見かけたら ほか)
第2章 悪いことが起きる前に(くしゃみが出たら;悪い夢を見たら ほか)
第3章 こんなときは気をつけて(犬の遠吠えを聞いたとき;犬に置き土産をされたとき ほか)
第4章 よりよい明日のために(恋心に気づいてもらいたい;未来を知りたい ほか)
第5章 まずは落ち着いて(犯罪者に立ち向かうなら;悪い人と交渉するなら ほか)

著者等紹介

繁田信一[シゲタシンイチ]
1997年東北大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。2003年神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科博士後期課程修了、博士(歴史民俗資料学)。神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、同大学外国学部非常勤講師

坂田靖子[サカタヤスコ]
大阪府高槻市出身、石川県金沢市在住。1975年、『花とゆめ』掲載の「再婚狂騒曲」でデビュー。以来、白泉社、小学館など幅広い雑誌で活躍。英国を舞台にした作品のほか、さまざまなファンタジーや日本の怪談・説話を素地にした作品も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

skr-shower

1
他地区図書館本。坂田靖子さんのイラストで手に取る。軽い読み物。”痛いの痛いの飛んでけ”レベルだが、真剣にやれば効く、かな?2024/11/13

りー

1
平安期に行われていた“おまじない”集。こむら返りになった足を「きゅうり」と言いながら擦ったり、手に漢字を書いて悪人に備えたり・・・。一つ一つの項が短いので気楽にどこからでも読めます。本気だから笑える平安期の日常。目に見えない世界は彼らの現実で、だからこそ「呪い」が笑えない罪に問われる時代。最近読んでいた物語に登場する人物たちも盛りだくさんに登場。(道長が赤ら顔で、縁起が良かった等)細かい楽しさが詰まっていて、あの時代が好きな人は楽しめると思います。本の設定自体もちょっと化かされた気分になります。2018/03/26

れじーな

0
期待していたものとは違って、肩透かしを食らった気分になりました。京都で出会った老いた尼からの伝聞という形を取っているものの、その説話とこじつけられたおまじないとの違和感は拭えず、逆に胡散臭さが強調されているように感じました。著者の注釈では尼の話のもとになった文献が紹介されるので、素直にそれを紐解いた説話集にしておけば良かったのでは、という気がします。2010/04/25

いすず50

0
読みたいと思ったような内容でなかったので中断。コラム集のようで読みにくく感じた。2009/12/25

あーさー

0
坂田靖子さんで検索したら見つけた一冊(イラストを担当)。平安貴族が、どんな「おまじない」を用いていたかを紹介している、興味深い作品です。2025/09/10

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