内容説明
「利用者負担は障害者福祉の本質に反するものであり、憲法違反である!」2008年10月31日、「障害者自立支援法違憲訴訟」が全国8地裁に一斉に提起された。障害者福祉の根本を破壊し、世界の障害者の人権発展の流れに逆行する障害者自立支援法という悪法を何としても止めなければならない…。本書は、その決意のもと、困難な訴訟に挑んだ全国の勇気ある障害当事者、支援者、その代弁者として闘った弁護士たちの記録である。
目次
第1部 原告ドキュメント(旭川原告物語―仕事をするのに利用料??;岩手原告物語―施設に通って生活をしたい!;さいたま原告物語―それぞれの「宝物」のために;東京原告物語―障害を家族の責任にする不条理と闘うために ほか)
第2部 違憲訴訟の記録(請求の趣旨;理論編;基本合意;展望)