内容説明
自らも、そして妻も子もろう者のデフ・ファミリーであり、日本でのデフアートの世界を切り開いてきた画家が、はじめて子ども達に贈る絵本。手話を奪われてきた哀しみ、それを乗り越えて手話で生きることの喜び、ろうの子どもたちに二度と自分たちと同じ苦しみを味わわせないという強い決意。青を基調に描かれる、子どもから大人まで誰もが引き込まれる、ろう文化絵本。読んであげるなら3歳ぐらいから。自分で読むなら小学中学年から大人まで。
著者等紹介
乘富秀人[ノリトミヒデト]
1969年東京生まれ。画家。ろう者。都立石神井ろう学校専攻科デザイン科卒。1996年、フランス、ポートロワイヤル油絵専門学校に留学。帰国後、本格的に画家の道を歩む。2001年十勝に移住し、以降デフアートに取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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