出版社内容情報
考える学問としての数学!全体知としての数学!!
☆ 「万物は数である」とピタゴラスは言った。その意味がこの本に書かれている。
☆ 古代から現代に至る数学を鳥瞰しつつ、全体知としての数学の姿を提示する。
☆ 新しい教養としての数学を世に問う書。
第1章 数学のはじまりはじまり
第2章 古代の知恵,古代の美: ヘレニズム時代の数学
第3章 正多面体を決定する.そして正4 面体を回転する.
第4章 散歩道の秘密とオイラーの等式
第5章 対称群と置換群,15 ゲームの群論的考察
第6章 鏡映を用いて高次元正多面体を決定する.
第7章 いつかもとにもどってしまう数学:合同式
第8章 現代暗号システムと合同式
第9章 デカルトとパスカルの世紀前編
第10章 デカルトとパスカルの世紀後編
第11章 山くずしゲーム
第12章 魔方陣の数理
第13章 ニュートンの周辺
第14章 線形現象としてのピタゴラス和音
第15章 ギリシャと現代をつなぐ数学の糸
別章A 高校数学の教科書に潜んでいる循環論法
別章B 正4 面体の不変式環