出版社内容情報
学習指導要領で、内容が細切れにされてしまった理科。このままでは、理科離れ、理科嫌いは増える一方だろう。
本書は、小学校段階で教えるべき理科の内容を体系的・系統的に整理。理科教育の3つの目標、小学校での75の到達目標を、わかりやすく表で提示。それぞれの内容について、学習方法や教材、実験・観察方法などをていねいに解説している。理科教育の全容がわかる画期的な本。
第1章 理科でなにを教えるか
第2章 各学年の学習内容
第3章 各領域の到達目標・具体的内容と教材
第4章 「自然が見える」理科の学力
第5章 授業と評価
第6章 低学年における科学技術
最近の子どもたちは「なぜ勉強するの?」と問うという。これは、子どもたちが勉強してよかったと思える学習をしていないことを物語っていると思う。(中略)心ゆさぶられる認識ができたとき、「きょうの勉強はたのしかった」と、もっと学習しようという知的好奇心が生じる。こういう学習にしなければならない。そのために、理科の目的・目標の検討から始める。
つぎに、「理科は自然科学の基礎的な事実・法則、概念を体系的に学びとらせる教科」であるという立場から、すべての子どもに教えたい基礎的な内容を明らかにする。(中略)
具体的な内容と教材については、「到達目標・具体的内容と教材」として示し、それをどの順序で学ぶか、学年配列を考えた。
教える手順・授業のつくり方、組み立て方が具体的にわかる!
内容説明
小学校段階で教えるべき理科の内容を体系的・系統的に整理。理科教育の3つの目標、小学校での75の到達目標を明確に提示。学習内容・教材をわかりやすく解説。教える手順・授業づくりの方法が具体的にわかる。
目次
第1章 理科で何を教えるか
第2章 各学年の学習内容
第3章 各領域の到達目標・具体的内容と教材
第4章 「自然が見える」理科の学力
第5章 授業と評価
第6章 低学年における科学教育
著者等紹介
江川多喜雄[エガワタキオ]
1934年、長野県生まれ。自然科学教育研究所代表。科学教育研究協議会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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