内容説明
M世代の旗手が語る90年代の倫理。
目次
1989.9.4. ぼくらはメディアの子供だ
ぼくらとミヤザキ君(固有名詞たちの反抗;迷宮脱出;ボーイ・ミーツ・ゲーム;「宮崎君、キミはバカだ!!」と笑いとばそう;「企画物」としての宮崎事件;擬似少女クライシス;「少年」はどここへ行ったのか;ぼくらは何ひとつあの事件のことを知らない;高性能スポーツ人間のメカニカル・イメージ)
1989.10.3. きみとぼくには、未来がある
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遊歩者
2
古本屋で購入。今も昔もメディアは、怖くなるくらい変わって無いんだなぁとつくづく思う。2020/03/16
akiaki_h
2
中森明夫の「耐える」という選択肢に対しての「新しい儀式の創出」という大塚英志の選択は、土台のない戦後(もっと前かも)には到底無理難題に思える。この「新しい儀式」のことを考えると、やっぱり本書出版後の約五年後に起きた地下鉄サリン事件について彼がどう言及しているのか気になるところ(オウム真理教自体については既に本書で言及されている)。2012/03/21
絵具巻
1
文京区立真砂図書館で借りました。2015/05/26
中原れい
1
出て間もなく読んだ。つまり25年ちかく前。賛成反対各種の思いをこえて今もいろいろ考えさせられる本だ。
かっぱ
1
この本はひょっとしたら日本で初めて児童虐待について(それと知らず)言及した本ではないだろうか。