ダリオ・アルジェント - 恐怖の幾何学

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 327,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784900387980
  • NDC分類 778.237
  • Cコード C0074

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

75
ダリオ・アルジェントといえば代表作はなんといっても『サスペリア』だ。こけおどしで趣味の悪い映画という話も聞くが私は大好きだ。鮮やかな色彩と様式美、ゴブリンというイタリアのバンドが手がけた音楽も最高だ。この本は他の作品も含めてあらすじや映画作成の舞台裏、スタッフの紹介や証言、写真などで構成されている。2017/02/06

Kouro-hou

24
アルジェント・ファン(が作った)ブック。恐怖技法の解説というよりは「このシーンがよくわからん」と言いつつ支えてくれた製作者の父、散々映画中でひどい目にあい、自身初監督作で「もう乳見せるの嫌だから監督になる」と言いながらその後も映画で乳見せてる次女、方向性の違いから別れた後も映画に出演してくれる元カノらに支えられ、信念を貫く作品を作る監督のもう一つの「ニューシネマパラダイス」とも読めるのです。映像美を武器に他ジャンルに移行することなく、あくまで娯楽としてホラーと映画製作を追求する姿はまさに「巨匠」なのです。2016/12/31

林 一歩

22
アルジェント作品が大好きで…的な話しを映画好きの知人とすると変態扱いされる事が多い。筋金入りの狂気は入ってるが、変態ではないと思うのだが、逆にアルジェント♡ な人にお目にかかったこと、ないなぁ。2015/03/26

うこにゃん

4
ホラーを観るならどれがおすすめ?と聞かれて何作か挙げるなら、アルジェントの「サスペリア」「フェミノナ」は絶対にチョイスする。で、アルジェント作品で他におすすめは?と聞かれたなら、この本を渡し、自分で選んだらいいよと言う。研究書として読むより、アルジェント作品ガイドブックとして読む方が楽しい。ただ値段がちょっと高いので、なかなか自分では買い難いだろうけれど…2009/10/05

遊星

2
大学教授、公認会計士、そしてアルジェント研究家と複数の顔を持つ矢澤利弘さんの長年のアルジェント研究をまとめた一冊。監督デビュー前の脚本家としての修行時代から、2006年の愛しのジェニファーまでの製作、監督作品、そしてアルジェントといえばゴブリン、そのバンドの成り立ちから変遷、ディスコグラフィまで掲載されている大変な労作。アルジェントに関する書物としてこれだけのものは世界でもないのではないだろうと感嘆しつつ、こういう書物が存在するというのはあまたいる他のアマチュア研究家にも勇気を与えるのではないだろうか。2022/07/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/169437
  • ご注意事項