内容説明
「重力」は、年1回発行の、書き手に編集権が帰属する雑誌である(但し単行本形式をとる)。この雑誌では、現代詩、社会科学、批評、演劇、映画、小説、その他諸ジャンルの最前線にいる書き手が、タコツボ化を打開し、多彩なプロジェクトを具体的に提起しつつ、自由に参加と離脱を繰り返すだろう。今日の世界に必要なのは、閉じた同人誌ではなく、むしろ反同人誌的な横断戦線=部分連合の創設だからだ。「重力」は、遍在する無重力から自らを断ち切る、勇気ある読者との出会いを待望している。
目次
発刊討議 「重力」は何をしようとしているのか?
討議資料
連続インタヴュー 雑誌、同人誌の構想と現実
水道橋革命計画(序)(小説)
ブルーギル(シナリオ)
不可触高原(戯曲)
森有礼の弔鐘―『小説家の起源』補遺(批評)
社会企業家オーウェン(論考)
「ドストエフスキーノート」の諸問題(批評)
アストロノート(詩)
感想・レビュー
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