目次
龍図を見る(日常とともにある龍―李朝民画の「龍図」;ゴウゼンたる―作者不詳「雲龍図」;有頂天にさせる龍―伊藤若冲筆「雨龍図」 ほか)
龍の話(中国の龍伝説;日本の龍伝説;龍のことわざと成語)
龍の形態学(龍の九つに似たる;角は鹿;頭は駝 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
非日常口
4
以前ブックオフで購入。龍とドラゴンは違う。龍は平和的キメラで、ドラゴンはネガティブなキメラだ。中国はその辺のミームを思い出すべきではないか。中国人には良い人もいっぱいいる。2013/01/21
ぎたn
3
絵の見方が分かると絵がぐっと面白くなった、、! 龍についての神話が面白ったです。2017/10/07
しょー
3
龍にまつわる画集。画家や龍の解説がされておりわかりやすい。龍ファンの人に推奨。しかし、角は鹿 頭はらくだ 腹は蛇 眼は兎 とは初耳だ。2013/07/22
龍龍龍
2
龍のことについて様々な絵を紹介しながら丁寧に解説されています。基本日本とか中国とかの龍のことだけですが、十分楽しめました。龍に関係することわざとか言葉とかをまとめてくれているのが親切。いろんな絵も見れるので、龍ファンなら買って損はないでしょう。2014/11/07
ヒラタ
1
中国絵や日本画に描かれている、龍に虎が好き。著者の土屋先生のお薦めの龍は、陳容筆のボストン美術館の「九龍図」、陳容は南宋末の文人画家。これが一番?と思いましたが、陰々として龍のおぞましさが感じとれます。私のすきな龍はもっとお茶目なタイプ、この本に掲載されている中だと横山大観の「大宇宙と遊ぶ龍」三の丸尚蔵館。2013/09/23