内容説明
中国の為政者たちは、力で人民を抑えつけているから、国外へ向かって力を用いることに躊躇しない。今後、政権の基盤が弛んでいくにつれて、中華ナショナリズムをいっそう鼓吹し、好戦的になっていく。日本はこれに毅然として対処すべきだが、そのためにも、中国の本質を知らねばならない。
目次
第1章 食から知る日・中の文化の違い
第2章 漢字に新しい生命を与えた大和言葉
第3章 想いを共有する和歌と自己陶酔の漢詩
第4章 「公」のある日本と「私」しかない中国
第5章 すべて自分のものとする中華の幻想
第6章 人民は餓死、毛沢東は連夜のジャズ宴会
第7章 残酷すぎる政治から精神文化は育たない
第8章 計算高い中国人の反日活動
著者等紹介
加瀬英明[カセヒデアキ]
外交評論家。1936年、東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、エール大学、コロンビア大学で学ぶ。「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長。1977年より福田、中曽根内閣で首相特別顧問として対米折衝に貢献。日本ペンクラブ理事、松下政経塾相談役などを歴任。伊能忠敬の玄孫でもある
石平[セキヘイ]
評論家。1962年、中国四川省成都生まれ。北京大学哲学部卒業。四川大学哲学部講師を経て、1988年来日。1995年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関に勤務ののち、評論活動へ。現在、中国、日中関係問題を中心に活発な執筆、講演活動を展開する。2007年末、日本に帰化する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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