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Wac bunko
相手が悪いと思う中国人 相手に悪いと思う日本人

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  • サイズ B40判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784898316740
  • NDC分類 302.22
  • Cコード C0234

内容説明

中国の為政者たちは、力で人民を抑えつけているから、国外へ向かって力を用いることに躊躇しない。今後、政権の基盤が弛んでいくにつれて、中華ナショナリズムをいっそう鼓吹し、好戦的になっていく。日本はこれに毅然として対処すべきだが、そのためにも、中国の本質を知らねばならない。

目次

第1章 食から知る日・中の文化の違い
第2章 漢字に新しい生命を与えた大和言葉
第3章 想いを共有する和歌と自己陶酔の漢詩
第4章 「公」のある日本と「私」しかない中国
第5章 すべて自分のものとする中華の幻想
第6章 人民は餓死、毛沢東は連夜のジャズ宴会
第7章 残酷すぎる政治から精神文化は育たない
第8章 計算高い中国人の反日活動

著者等紹介

加瀬英明[カセヒデアキ]
外交評論家。1936年、東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、エール大学、コロンビア大学で学ぶ。「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長。1977年より福田、中曽根内閣で首相特別顧問として対米折衝に貢献。日本ペンクラブ理事、松下政経塾相談役などを歴任。伊能忠敬の玄孫でもある

石平[セキヘイ]
評論家。1962年、中国四川省成都生まれ。北京大学哲学部卒業。四川大学哲学部講師を経て、1988年来日。1995年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関に勤務ののち、評論活動へ。現在、中国、日中関係問題を中心に活発な執筆、講演活動を展開する。2007年末、日本に帰化する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハッチ

2
10年前の本だし、どうかな?と思ったけど、結果面白かった‼️(10年前から変わってないとも言える)「🇺🇸は🇨🇳を理解していない。経済が発展すれば民主化が進むというが、実際は政府による締め付けは苦しくなるだけ。商売人は民主化を求めるどころか役人と結託し、不正は増える」むむむむむぅ…。本当にその通りで悔しい…。そして🇨🇳🇰🇷についての本を読むと必ず出てくる「儒教」。ちょっと儒教に興味が湧いた。あと老子(道教)にも。2022/06/12

Masa

2
図書館で発見、借りる。初版2012年。PRCの尖閣の領海侵犯のニュースが巷を席捲する中、読んだ。曰くイスラム教・キリスト教の対立と日中関係は同じ。かつて進んだ文明を持ちキリスト教文化圏に優越感を抱いていたイスラムが、ふと気付いてみると取り返しのつかない差をつけられていることに対する劣等感。これがPRCの日本に対する意識と同じで分かり合える事は絶対に無いという。儒教国家のPRC、最高権者が徳を備えており民は黙って従うべしという論理。だから民衆にはどんな嘘をついてもイイという帰結。本当に駄目な国だ、PRC。2016/08/08

あすなろ

1
本の「タイトル」が面白いと思い書店で購入。加藤氏と石平氏が対談形式で日本と中国を比較して論じていく。客観的に話している部分については日本人と中国人のベースになる考え方の違いがとてもよく理解できます。特に「儒教」に対してのとらえ方が、日本と中国では全く異なることを知りました。2013/02/15

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