出版社内容情報
読売巨人に一人反旗を翻し渦中にある清武元GMによる著書が加筆されて緊急出版。
※新潮社から出版された『巨人軍は非常か』(ISBN:9784103133117)の前書きと後に今回の騒動について加筆・修正したものです。
内容説明
巨人軍は誰のものか。だから私は「鶴の一声」を許せなかった。巨人軍選手たちとの交流日誌。
目次
1 野球は幸せか(「喜」と「楽」のフイールド;数霊の存在;スカウトの時代 ほか)
2 流れる水は新しい(借助外脳;小笠原家からの手紙;ドミニカ奮戦日報 ほか)
3 金魚鉢の底から(奪い、奪われ;内発的動機;「入り口」と「出口」の間 ほか)
著者等紹介
清武英利[キヨタケヒデトシ]
1950年宮崎県生まれ。立命館大学経済学部卒業後、読売新聞社に入社。社会部記者として、警視庁、国税庁などを担当。中部本社(現・中部支社)社会部長、東京本社編集委員、運動部長を経て、2004年8月より、読売巨人軍球団代表兼編成本部長。2011年11月18日専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
26
野球と巨人軍への思い入れがひしひしと伝わってきた。著者が野球一筋な人生でないゆえに、客観的な視点があるのも良かった。2020/03/04
Carlos
24
暴露系かと読んでみたが違った。2020/11/03
金吾
20
当時の巨人は自前の選手が次々と出てきたことを思い出しました。育成力というよりも若手を我慢して使い続けることが出きるかが大きいのかなと思いました。著書の選手・職員に対する気持ちが伝わります。2023/05/08
ハヤシマ
2
巨人軍告発本かとおもいきや、球団経営の裏側を描いた好エッセイだった。プロ野球に関わっている多くの人々の中で、主にユニフォームを着ていない方のエピソードが満載で、初めて知ることも多くなかなか興味深い。ご本人のイメージがけっこうダークなのでかわいそうだが、この本読むと、選手やコーチだけでなくその家族やスタッフなどあらゆるところに気配りをするひとだということがわかる。2013/04/30
hamao625
1
新聞社の偉い人にケンカを売る前のエッセイ。経営者側からの選手へ対する目線が温かい。泣けるエピソードもあり。出版から既に5年以上は過ぎているので古い感じは否めませんでした。2014/02/15
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