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内容説明
1974年3月、井戸を掘っていた農民たちは、4メートル近く掘ったところで人間の顔のようなものを掘り当てた。それは、おどろくほど人間そっくりに作られた人形だった。埋もれて2200年後の発掘は、こうして世紀の大発見となった。
目次
1 土のなかからあらわれた兵士たち
2 こわれた兵馬俑(テラコッタ人形)の復元
3 皇帝をまもる兵士たち
4 秦という国のおわり
5 兵馬俑(テラコッタ人形)の保護
歴史教育の現場から 存在までも疑問視された建造物の世界史的大発見
この本を読んだみなさんへ みんなで考えてみよう
著者等紹介
チャペック,マイケル[チャペック,マイケル] [Capek,Michael]
教師体験から主に世界史分野でノンフィクション作品を執筆する。児童書を多くてがけており、各種の図書賞を受賞している。兵馬俑は現地ミュージアムを訪ねて現物の兵士人形にふれて以来、強い関心を寄せてきた
リュウ,ハンチョウ[リュウ,ハンチョウ] [Lu,Hanchao]
ジョージア工科大学教授、歴史学博士。カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校で学位を取得。中国史研究者として活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
86
『沙門空海 唐の国にて鬼と宴す』を読んで兵馬俑の写真を見たくなった。児童書なので、とてもわかりやすくコンパクトにまとめられている。どうやって作ったかなんて考えもしなかったけれど、そうか、型を使って大量生産したのか。元々は彩色されていたらしい。色が落ち、あちこちで頭が落ちた兵士の隊列は凄みがあるが、8000体もの極彩色の兵馬俑が並ぶ景観を見てみたかった。始皇帝のスケールの壮大さにただただ圧倒される。2019/05/07
花林糖
11
(図書館本)テラコッタ人形!??と不思議に思ったら、兵馬俑はthe Terracotta Armyとのこと。2016/11/24
葵(あおい)
5
『ポンペイのひみつ』に続き、「世界遺産◎考古学ミステリー」シリーズ。おそらく小学生向け。兵馬俑に初めて触れたのは兵庫の太陽公園だったか。レプリカとはいえ、大量の兵士の石像は圧倒的で、「気持ち悪い、怖い」って感想を抱くしかなかったな。長崎の孔子廟にもいて、やっぱりどことなく怖いのよね。ハムナプトラ3での様子が、現実の人の兵馬俑に対する印象を1番反映しているんではないかな。って本の感想じゃなくなっちゃった。2016/04/29
ぱちょ
2
すごいよね。皇帝を守るためですよね。地下世界を信じてるのですね。2016/07/02
pascal
1
写真も多いし、コンパクトにまとまっている2017/08/15




