昭和のすごろく―双六でたどる戦中・戦後

昭和館【監修】

メディアパル（2016/04発売）

• サイズ A4判／ページ数 56p／高さ 30cm
• 商品コード 9784896101591
• NDC分類 798
• Cコード C0076

目次

第１章　時局・教育・広告を中心に（双六の歴史；社会情勢；理想の子ども像；商業広告；出征；玩具の版元；終戦前後の双六）
第２章　憧れ・流行り物を中心に（旅行；乗り物・科学技術；流行り物；スポーツ・冒険；変形双六）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[わ！]

昭和につくられた「すごろく」ばかりを特集した本である。だいたい昭和のすごろくというのは、ものすごく多種である。それだけ時代が動いたというのもあるが 、技術もめまぐるしく変化した。そんな中、やはりすごろくというものは、まるで一本の映画を観るが如く、仮想的な現実感があり、いわゆる当時の「VR」だったと言えば大袈裟だろうか？しかし本当に少年たちは、すごろくの世界から現実との対比した教訓等を読み取っていたに違いない。

2017/01/21