内容説明
がんで亡くなるのは3人に1人。「がん死」を正面から見つめてみる時代がきた。穏やかな最期を迎えるには、為すべきことがある…がん治療は受け過ぎず、生涯の締めくくりをし、友人との宴会を増やし、終末期の苦痛緩和を受け、延命治療は断り、「死」を受け入れる。2,500人以上の末期がん患者を診てきた、元がん外科医・現ホスピス医が想う死に際。
目次
第1章 高度進行がんになったら、手術は受けません
第2章 抗がん剤治療も受けません
第3章 体力のある間に、自分のやりたいことをします
第4章 在宅で最期を迎えるのが第一希望だが…
第5章 入院するならホスピスにします
第6章 痛みなどの苦痛は十分とってもらいます
第7章 食べられなくなっても点滴輸液は受けません
第8章 認知症になる前に依頼しておくこと
第9章 臨終に近づくときは、そっとしておいてもらいたい
第10章 安らかな死を妨げるのは最終的には心の痛み
補章1 残念でならない妻の臨終直前の呼吸苦
補章2 がんになったら、がんという病気の本性を理解しなければならない
著者等紹介
小野寺時夫[オノデラトキオ]
1968年、東北大学第2外科講師時代、日本で最初に中心静脈栄養法に着手し、研究会をつくって全国に普及。米コロラド大学病院で肝臓移植に携わったあと、1975年よりがん・感染症センター都立駒込病院勤務、その後、都立駒込病院副院長、都立府中病院院長と35年以上にわたって消化器がんの外科治療に携わる。その後、東京都多摩がん検診センター所長を経て、東京女子体育大学健康管理センター医、日の出が丘病院ホスピス科コーディネーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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