内容説明
先祖が経験のつみ重ねによって生活の知恵を煮つめたことば―ことわざ。そこには、現代の食生活にすぐ役立つ健康学、料理のコツ、食品衛生などの具体的なアドハイスがいっぱい。本書は、古いことわざをただ現代風に解釈するのではなく、そのことばの内容を、食品学、食文化論の立場から科学的に分析し、現代の食生活を根本から見つめ直すカギをも、明らかにしています。
目次
1 花よりダンゴ―食へのおおらかな讃歌
2 腹八分目に医者いらず―先祖から伝えられた“健康学”
3 材料七分に腕三分―四季折おりの食べものの知識
4 タラ汁と雪道はあとがよい―料理のコツを教える
5 花見過ぎたらカキ食うな―暮らしに生かす食品衛生
6 仕事はせかせても食事はせかせるな―食べ方指南
7 貧乏サンマに福イワシ―豊作・豊漁への熱い願い
8 食器は料理の着物―暮らしに馴染んだ道具たち
9 ニンジン飲んで首くくる―人生万般の知恵を語る
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