内容説明
明治四年八月、新政府の命による旧藩主・浅野長訓の上京を農民たちが阻止したことに端を発する「武一騒動」。この旧広島藩全域にわたった大一揆の首謀者とされ、鎮圧後梟首刑される「武一」こと森脇武一郎の姿と、いまだ不明な点の多い事件の全容を検証する。
目次
桂の疵
予兆
広島藩浅野家
八月四日、広島城下
壬生村の騒動
山本五郎左衛門の周辺
有田村の武一郎
歎願
打ちこわしと鎮撫
断罪
人々のその後
著者等紹介
金谷俊則[カナヤトシノリ]
1951年、広島市に生まれる。広島大学医学部卒業。医学博士。病院勤務を経て1993年、現在地に内科医院を開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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