内容説明
日米貿易摩擦、円高=ドル安といった国際経済の問題を解決するにあたり、日本人にとっていま必要なのは、正しい情報ではなかろうか。ところが、その「正しい情報」が私たちの手に入らないような仕掛けがほどこされているとしたら、どうだろう。そして、その仕掛けが、ユダヤにつながるアメリカの権力者によってなされているとしたら。この本は、アメリカによるそうした情報操作のお先棒をかついでいる日本のオピニオン・リーダーたちへの強烈な批判の書である。
目次
プロローグ あなたは、アメリカの情報操作にしてやられていないか?
1章 “対日戦略”の本音を隠そうとするレーガン―日本は国際経済危機の“吸い取り紙”になろうとしている
2章 レーガンの“演技”にだまされるな―ポピュラリストの仮面をかぶったビッグ・ビジネスの使徒がレーガンだ
3章 アメリカ世論の急旋回には、ユダヤ人の情報操作があった!―第2次オイルショックとドル危機とイラン革命がもたらしたもの
4章 レーガン政権内部で起こった“宮廷革命”―82年国際負債危機と中東危機の本質
5章 ユダヤとアラブの対立が、情報操作をより複雑にしている―米ソ冷戦激化とアメリカの赤字主導型景気回復
終章 アメリカの情報操作に乗せられていると、日本は地獄に堕ちる―レーガン政権の今後の動向に注意を怠るな!