「平穏死」10の条件―胃ろう、抗がん剤、延命治療いつやめますか?

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「平穏死」10の条件―胃ろう、抗がん剤、延命治療いつやめますか?

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784893087775
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0095

内容説明

なぜ、病院よりも在宅の方が穏やかに死ねるのか?500人を在宅で看取った町医者だから言える、満足いく死の準備。

目次

第1章 平穏死、自然死、尊厳死(がんの名医や看護スタッフでも、「死」は遠い存在である;町医者が見て感じた、下町の普通の人の、500人の死とは? ほか)
第2章 忘れられない平穏死(自宅は世界最高の特別室;在宅療養でも痛みのコントロールはできる! ほか)
第3章 「平穏死」10の条件(平穏死できない現実を知ろう;看取りの実績がある在宅医を探そう ほか)
第4章 人を幸福にする胃ろうとは?(胃ろうコントで理解を深める!;胃ろうは単なる人工栄養の一道具。問題は、それをどう使うか。 ほか)
第5章 その日を迎える前に―ここが知りたい(「平穏死」は理想論ではありませんか?;在宅療養や在宅で死ぬことは、家族に負担をかけませんか? ほか)

著者等紹介

長尾和宏[ナガオカズヒロ]
1958年香川県善通寺市生まれ、1984年東京医科大学卒業、大阪大学第二内科に入局。1995年兵庫県尼崎市で開業。複数医師による365日年中無休の外来診療と24時間体制での在宅医療に従事。医療法人裕和会理事長、長尾クリニック院長。医学博士、日本尊厳死協会副理事長・関西支部長、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本内科学会認定医、日本在宅医学会専門医、日本禁煙学会専門医、日本病態栄養学会評議員、労働衛生コンサルタント、日本慢性期医療協会理事、日本ホスピス在宅ケア研究会理事、尼崎市医師会内科医会元会長、関西国際大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シンシア

23
後悔しない看取りとは、まだまだ私にはわかりません。ただ、本人が元気な時にどんな最期を望まれているか聴きにくくても聴いておかなければいけないと、実感しています。2014/05/22

愛 飢男

22
人はいつかは死ぬ。その死に対してどれだけの方が確固たるスタンスを持っているのか? 非常に少ないと思います。 本書は、ややもすれば病院や担当医のペースに引き込まれ胃瘻や抗がん剤、延命治療というコースに陥らないための平穏死という考え方を説いた本。 となると胡散臭い宗教家が著者と思いがちですが歴としたお医者さん。 年々、平均寿命に近づいてるこの頃 自分の散り際は自分で決める! そんなポリシーが必要かなって思った次第です。2014/01/17

山下哲実

19
 『平穏死=人生の最期に自然と迎えられるはずの安らかな死。』  「今の時代において、これほど難しい死に方はないのだなぁ。」と考えさせられました。現代医学の矛盾を感じます。まさに人生の最期を迎えるまで熟考し続けなければならないテーマだと思いました。2014/07/19

sachi

14
命の終わりは必ずやってくるので、リビングウィルについて家族と相談していきたい。自分はその時が来たら延命措置ではなく尊厳死を選択したいが、家族であれば少しでも長く生きていてほしいと思ってしまう。難しい問題。じっくり考えていきたい。読了後は父の最期は幸せだったんだなと改めて思えた。2017/03/03

Humbaba

13
一度延命治療を開始してしまうと,それをやめることは出来ない.救急車を呼ぶということは生きのびることに全力をつくすことにつながる.生きることは重要だが,それが本人の意志と無関係に行われてしまうのは不幸としか言いようが無い.2013/04/13

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