内容説明
あたりまえの日常のちょっと先に死がある…在宅医療の目指すものとは…ひとつ、患者にとって当たり前の日常を取り戻すこと。ふたつ、逝く患者の「生きる意欲」を支えること。みっつ、自分がしてほしいケアを患者と家族に提供すること。
目次
第1部 心に残るひとびと(食べたいもの入れたいやん;おたがいの骨休め;職場復帰のあいさつ;職場復帰後二五日;共に生きる社会 ほか)
第2部 人生の最後まで自分らしく大事に過ごす患者と家族に寄り添う在宅医療(在宅医療の対象となるには?;診療所での往診患者さんについて;重い患者負担、減免制度を最大限利用;患者の主介護者について;介護者なし、独居でも在宅療養は可能 ほか)
著者等紹介
大井通正[オオイミチマサ]
1945年京都市に生まれる。1982年大阪市立大学医学部卒業。同年耳原総合病院入職。耳原鳳病院を経て、1990~2005年東大阪生協病院勤務。うち、2000~2005年東大阪生協病院院長。日本リハビリテーション医学会認定専門医。現在、医療生協八尾クリニック所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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