内容説明
生まれてから5年くらいまでに、脳は外からの刺激によって、「人格」といわれる「こころの基本姿勢」を作りあげる。医学と心理学、そして脳科学を融合させた新しい子育ての書。
目次
ケーススタディ(学校へ行けない;ごはんが食べられない;不安でしょうがない;学校・幼稚園で浮く)
理論編(小児の発育・発達;成長期別に見る、子どもの精神心理疾患)
実践編―病院へ行こう!(何科へ行くの?;誰が診るの?;なにをするの?;どういう大人になるの?)
付録―自分でやってみよう!自律訓練法(自律訓練法ってなに?;自律訓練法の効果;自律訓練法の練習方法)
著者等紹介
成田奈緒子[ナリタナオコ]
医学博士。日本小児科学会認定小児科専門医。1987年神戸大学医学部卒業。小児科医として研鑽を積んだ後、1994年から1998年まで米国セントルイスワシントン大学に留学し、小児の先天疾患に関する研究に従事。その後、独協医科大学越谷病院小児科助手を経て2000年より現職。現在は、子どもの脳の発達に関与する脳内物質の研究を進めながら小児精神心理疾患専門の外来を二ケ所で開設している。現職、筑波大学人間総合研究科専任講師。独協医科大学越谷病院小児科非常勤講師。牛久愛和病院小児科非常勤医師
田副真美[タゾエマミ]
臨床心理士。1982埼玉大学教育学部(教育心理学専修)卒業。1997筑波大学大学院医科学研究科修了。資格、日本臨床心理士資格認定協会認定臨床心理士。日本交流分析学会認定研修スーパーバイザー。現職、独協医科大学越谷病院小児科および慶応義塾大学病院耳鼻咽喉科において心理臨床および心身医学的研究を行っている。そのほか、非常勤講師として桜美林大学大学、山野美容芸術短期大学において臨床心理学領域の教育を行っている。日本歯科大学において学生相談。女子スポーツ選手における心身医学的研究
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