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内容説明
日本グラフィック展の10年で登場してきた作家たちは、アートかデザインかの論争を引き起こしながら、いずれからも境界的な〔場〕を切り開いた。時代の情報をシャワーのように浴びながら変容していく彼らこそ〔アートウイルス〕。アートのエコロジーは変わり、20世紀最後のアートシーンは、ここから始まろうとしている。
目次
ヴィジュアルウイルス
マニフェスト
10年史―証言と発言
アートの地層が液状化した―80年代のアートシーン
不死身の怪物―80年代のイラストレーション
アートウイルスの構造
アートウイルス80
少女美術解剖―オブジェと女性作家たち
消費される絵画―ニュー・ペインティング以降の作家たち
都市の快楽装置カタログ
第3の絵画プログラム
曖昧化する境界―アートとデザインの互換性と汎用性