内容説明
この本が示しているのは、いかに瞑想を通して人間の中の認識の力が目覚め、強くなっていくかということです―。シュタイナー思想を深く理解する著者が現代におくる、思考の実践の書。待望の新訳・改訂版。
目次
1(人智学的瞑想;知覚と思考;瞑想の構成;複式練習法;叡知と愛;畏敬の念の小道においての認識の段階)
2(叡智は光の中に生きている;十二月の美徳への試み;〈魂の暦〉から;イシス-ソフィア;ルドルフ・シュタイナーの思考様式;人智学の人間観を思考する試み;シュタイナーの「神智学」を基礎にした精神の再生を思考する試み)
3(アダムとイヴ;カインとアベル;ネッソスの下着;創世紀から生まれた言葉;思考;運命の探求;道;三位一体から人間へ;人間と世界;四季;乙女座の象徴の中で;自然と人間;思考の歩み;瞑想)
4(認識芸術としての瞑想;道のはじまりと終わりに向けて;修行の道における原則;認識と形式)
著者等紹介
クリューガー,マンフレッド[クリューガー,マンフレッド][Kr¨uger,Manfred]
1938年、ケスリン(現ポーランド領)に生まれる。ハイデルベルク大学、テュービンゲン大学で哲学等を学ぶ。ドイツ人智学協会代表理事等を経て、現在、ニュルンベルク人智学協会代表理事、ゲーテアヌム精神科学自由大学美学部門委員
鳥山雅代[トリヤママサヨ]
1968年、東京都に生まれる。ドイツ・シュタイナー・ユーゲント・ゼミナール、ミュンヘンのオイリュトミー学校、キリスト者共同体神学校に学ぶ。現在、ドイツ・ハスフルトシュタイナー学校でオイリュトミーの授業と高等部の担任を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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