平和の敵―偽りの立憲主義

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平和の敵―偽りの立憲主義

  • 岩田 温【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 並木書房(2015/11発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784890633340
  • NDC分類 323.142
  • Cコード C0031

内容説明

集団的自衛権の行使容認に関して、多くの憲法学者が「立憲主義を破壊する」と非難の声をあげた。本心では、彼らの多くが自衛隊の存在を「違憲」だと考えている。だが、「立憲主義に反する自衛隊を廃止せよ」とは主張しない。国民の反感を恐れているからだ。彼らは「集団的自衛権」の問題に限って、「立憲主義が破壊される」と叫んでいる。彼らの説く立憲主義は一貫性を欠いた、国民を欺く卑劣な「偽りの立憲主義」にほかならない。

目次

第1章 暴走するリベラルたち
第2章 憲法九条がありながら、なぜ自衛隊は存在できるのか?
第3章 近代立憲主義とは何か?
第4章 偽りの立憲主義
第5章 集団的自衛権の行使は是か非か?
第6章 PKO活動の新たな一歩
補遺 虚偽と暴力にまみれた憲法制定過程

著者等紹介

岩田温[イワタアツシ]
1983年生まれ。政治学者。早稲田大学政治経済学部卒業、同大学大学院修了。拓殖大学客員研究員。専攻は政治哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうきなかもと

9
右よりの思想家による、論理的で真っ当な主張だと思う。柄谷行人の「憲法の無意識」も興味深かったけど、思想的には真逆の、この本も興味深い。 集団的自衛権の行使容認に対する批判の胡散臭さについてしっかりと論証されていると思う。こういう意見があってこそまともな議論も可能なのだと感じた。2017/08/23

トラ

8
著者の『「リベラル」という病』を読んでいたら重なる部分もあったので、組み合わせて読むことで理解が深まったように思います。積極的自由と消極的自由については、より理解を深めたいと思いました。ただ、日米同盟については少し意見を異にする部分もありました。アメリカが日本を守る保障はいかほどのものなのか。例えば、アジアに戦略的価値を見出さなくなった場合、アメリカはどうするのか。これは、中国がアジアでの覇権を握ったらそうなる可能性は否定できません。そういったこともあれど、著者の主張には大部分で賛成です。2018/05/27

軍縮地球市民shinshin

8
極めて平易な文章でわかりやすく解説されていて、この本は広く色々な人に読んでもらいたい。最後の章に、1991年のPKO法制定時の当時の朝日の社説と社会党の議員の発言が載っていた。「平和目的とはいえ自衛隊が海外に行けば、軍国主義の復活とアジア諸国は思う」「PKOで憲法9条は死にました」「海外派兵反対」。最近聞いたような言葉ばかり。当時僕は中学生だったが、「有識者」のこの発言にはかなり違和感をもったものだ。自衛隊開設時も「憲法9条は死んだ」と反対派は言っていたようなので、60年前に既に死んでるんですね。つづく2015/12/03

失速男

4
自衛隊は憲法9条を読む限りにおいては明らかに違憲であり、自衛隊の存在を否定せずに、今回の安保法制のみ立憲主義の破壊と言うのはご都合主義である。現実的には自衛隊と、日米安保とアメリカの核の傘が無ければ自然災害からも外敵からも国民を守ることができない。憲法を守るために国民がいるのではなく、国民を守るために憲法があるべきで、憲法改正しないで国民を守ろうとしたら、今回の安保法制は正しいという本。 まあ憲法学者なんて、私学助成は89条に違反するとすら言えない、私大の教授も多いから、立憲主義なんてそんなもん。2017/04/03

NT26

2
立憲主義、日本の憲法の矛盾、集団的自衛権など、日々ニュースで目にする言葉を非常に丁寧に解説している。現在の憲法、マスコミがいかに奇怪かがわかる本。国内のデモやくだらないニュースのせいでまるでそれが主な主張かと誤解を招きがちだが、著者の提唱する通り確実に20年後には安倍総理の決断が英断であったと多くの人々が気づく日を願ってやまない。絵空事では日本は守れない。自衛隊の方々が尽力して下さることを感謝せねばならない。そんな思いを持つことができた。平易な文章で分かりやすが、その中に著者の熱い思いを感じた。2015/12/22

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