内容説明
本書は、平成12年9月9日に明星大学で行われた「明星大学発達障害セミナー」の講演録をまとめたもの。セミナーの趣旨としては、知的障害、自閉症、学習障害などといわれている発達障害のある人達が「発達障害」と診断された乳幼児期から学童期、青年期、成人期、壮年期、老年期に至るまでに対するトータルケアのあり方について、それぞれの専門家たちに講演をお願いした。
目次
第1章 発達障害児者とは、そして医療的アプローチ
第2章 乳幼児期の発達障害児の課題と現在の療育
第3章 自閉症の幼児期における療育と支援
第4章 障害児教育から職業的自立へ向けて―アメリカの現状
第5章 職業的自立をめざした養護学校教育
第6章 福祉施設における治療教育
第7章 福祉施設における発達障害者の就労への取り組み
第8章 これからの発達障害児者への支援
第9章 「ジョブコーチ」地域に根ざした就労援助の展開
第10章 発達障害者のライフサポートをめざして
著者等紹介
内山登紀夫[ウチヤマトキオ]
大妻女子大学助教授。よこはま発達クリニック院長
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