内容説明
東京大学多分野交流演習主要報告。多彩な執筆陣。安全・リスクを切り口に、環境問題を考える。
目次
第1章 安全を求める人々の営み
第2章 ヒトはどのような場所に住んできたか―環境適応の二つの形
第3章 在地社会における資源をめぐる安全管理―過去から未来へ向けて
第4章 化学汚染のない地球を次世代に手渡すために―新たな化学物質政策の提案
第5章 環境リスクとどうつきあうか―クマとの共存などを例に
第6章 監視社会化の何が問題か―安全第一主義がもたらす社会変容
第7章 リスクの政治
第8章 リスクを分かち合える社会は可能か―リスク論の環境倫理による問い直し