内容説明
本書は、近世初期に約百年間、日本で布教に従事した「南蛮のバテレン」といわれたヨーロッパ人宣教師たちの業績や足跡をいろいろの角度から考察するものである。
目次
1 南蛮とバテレン
2 最初のバテレン
3 日本観の形成
4 布教方針の転換
5 新しい事態
6 秀吉から家康へ
7 追害・殉教・棄教
8 バテレンと日本
著者等紹介
松田毅一[マツダキイチ]
1921年香川県高松市生まれ。1944年上智大学文学部史学科卒。1997年死去。1969年ポルトガル政府よりC.O.ドン・エンリケ王子勲章、1981年『フロイス・日本史』(全12巻、共訳)により菊池寛賞、毎日出版文化賞を受ける
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