内容説明
本冊子は、東京農業大学の特別講義「文章表現」のために編んだテキストである。要点を列記する形式で、必要な説明は講義で行なうから、「テキスト抄」とでも呼ぶべきかもしれない。一般の「文章論」を本論とし、それに「新聞文章論」を付記した。本講義では、「論理的で、わかりやすく、誤解を招かない文章」の作成をめざしている。加えて、メディア・リテラシーの素養・力を養い、時事問題への理解を深めるために、ジャーナリズム入門ともいうべき内容も意図した。
目次
文章論(作家たちの文章読本;現代の文章表現;新聞の活用;文章の約束事;文章を書く前に ほか)
新聞文章論(新聞の役割;報道;論評;伝達と表現;表現の自由)
著者等紹介
秋岡伸彦[アキオカノブヒコ]
東京農業大学参与・客員教授。1938年(昭和13年)、東京生まれ。東京大学文学部社会学科卒。読売新聞で、主に社会部を経て、論説委員。朝刊コラム「編集手帳」を十三年間執筆。日本記者クラブ会員。日本エッセイストクラブ会員
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