出版社内容情報
黒田寛一の哲学から学び、
そこからマルクス主義認識論を掘り下げ深化・継承するために思索した論文集。
内容説明
黒田寛一の哲学から学び、マルクス主義認識論を掘り下げ深化・継承するために思索した論文集。
目次
1 「となる」のマルクス的論理―労働対象という概念を中心にして(問題意識;労働対象は如何に規定されるべきか)
2 認識論の存在論的展開の克服とは?―『革命的マルクス主義とは何か?』の改訳について(第1パラグラフで重要な改訳がなされている;第2パラグラフ以降)
3 廣松渉のBewusstsein f¨ur esとBewusstsein von Etwasとのちがいについて―廣松渉の認識論批判序説(廣松渉の“Bewusstsein f¨ur es”とは何か;廣松哲学における「所与」と「与件」 ほか)
4 黒田寛一『社会の弁証法』天然資源の規定について(「探究派」論文批判)(「天然資源」の規定にたいする批判ならざる批判―唯物論からの離陸;「神主さん(『革マル派』指導部)はどうするのだろう?」(北井信弘ブログ2020年10月2日)について ほか)
著者等紹介
加治川三太郎[カジカワサンタロウ]
1947年7月5日生まれ。マルクス主義研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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