内容説明
本書は、女性の一人として、著者の若き日のささやかな行動をふくめ、半世紀前の女性たちの素朴で実直な、そして懸命だった姿を次世代の女性たちに伝える。そして、女性史研究に携わる者として、郷里・山梨県における一九四六年、四七年ころの女性たちが政治とどのようにかかわりを持ったのか、その実態を、著者自身の体験を交えて、民主主義の夜明けの時代を掘り起こす。
目次
敗戦下の闘病生活
占領下の国会解散
婦人参政権の実現
はじめての投票日の感慨
山梨の婦人候補者たち
新聞報道に見る投票風景
社会党圧勝の山梨
誕生した婦人代議士たち
総選挙後の論評
松岡洋子の来甲〔ほか〕
著者等紹介
大森かほる[オオモリカホル]
1926年、山梨県に生まれる。女性史研究
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