出版社内容情報
全国に多数存在する新羅神社を探訪しその由来や地理的環境の中に新羅系渡来人の活動の様相を探る。『新羅の神々と古代日本』の改訂版
出羽 弘明[デワ ヒロアキ]
内容説明
古代朝鮮の三国のひとつ新羅から渡来した人びとの痕跡を示す神社は全国に多数存在する。著者は38都道府県にそれらを可能な限り訪ね歩き古代日本の貴重な資料を掘り起こした。古代史ファン必見の書!
目次
序章 新羅の神あまねく(新羅国と新羅神社;新羅神の渡来の分布;新羅を表わす神社名と地名の変化;新羅神社の成り立ち;素戔鳴命の渡来;天孫族は新羅の神)
第1章 渡来の新羅神(環日本海文化圏;瀬戸内海を東進した新羅の神;太平洋を東進した新羅の神;北九州から九州南部に広がる新羅の神;近江国の新羅神社)
第2章 源氏系の新羅神社(山梨県の新羅神社;青森県の新羅神社;青森県を除く東北の新羅神社;静岡県の新羅神社;広島県の新羅神社;香川県の新羅神社;北海道・松前の新羅神社)
著者等紹介
出羽弘明[デワヒロアキ]
1939年山梨県に生まれる。1966年北海道大学経済学部卒業。第一勧業銀行(現みずほ銀行)大津・鉄鋼ビル支店長、資金部長を経て東京リース株式会社常務取締役。2002年より東京オートリース株式会社常勤監査役。2007年~2013年株式会社叶匠寿庵顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。