風の声―松田美幸歌集

風の声―松田美幸歌集

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  • サイズ A5判/ページ数 182p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784885519109

目次

姿勢
学士会館
辞典
家族
帽子
青信号
馴染むまで
水無月
五分五分
画布の過去〔ほか〕

著者等紹介

松田美幸[マツダミユキ]
昭和9年北海道美唄市に生まれる。昭和35年「新墾」入社。2年後に退会。昭和36年明治神宮秋の大祭奉祝短歌入選。平成10年「新墾」入社。現在同人。平成14年第43回新墾新人賞受賞。平成16年第8回オホーツク文学館短歌選者賞。北海道歌人会会員・岩見沢きさらぎ短歌会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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田中 綾

1
若きらの茶髪を亡き子と間違へて檻の親猿ほうほうと呼ぶ  / 松田美幸 / 動物園の猿山だろう。親猿、子猿が入り混じり、数十頭が暮らす場所。家族事情もさまざまで、子猿を亡くした親猿は、かなしみに暮れたように「ほうほう」と声をもらす。檻の向こうの「茶髪」の青年らを「亡き子」と間違えたのは、若者ファッションへの揶揄【やゆ】もありそうだが、さて、若者はどんな表情で応じたのだろう。(2019年9月17日) 2019/09/17

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