内容説明
「キミと私は切っても切れない仲なんャ、よろしく頼むデ」と直々に指名を受け、十数年にわたって『オーパ!』の旅のすべてを撮影し続けた、写真家・高橋昇。アマゾン、アラスカ、コスタリカ、カナダ、スコットランド…と、世界中いっしょに歩いた写真家が、これまで大切にしていた旅の思い出を、書き下ろしのフォトエッセイ集にまとめました。誰も知らなかった開高健の姿が甦る、ファン必読の一冊です。
目次
チンギス・ハーンのものはチンギス・ハーンに、モンゴルのものはモンゴルへ。―開高健のモンゴル紀行に深い関わりをもつ三人が語る、「素顔の開高健」。
いざゆかん、草原へ。
草の海で考えたのだ。
イヌの名は、ウダとガワ。
糞で教えられた。
星と砂と。
泣きながら、泣きながら。
咲いた咲いた。
草原を風が駆け抜ける。
なにひとつ変わらずに。
笑っていいのかなー。
すぐそばの生と死。
大いなる夢を。
こんにちは、さようなら。
思い出は不死。
著者等紹介
高橋昇[タカハシノボル]
1949年北海道生まれ。’77年に小説家・開高健のアマゾン行きに同行撮影。釣り紀行写真集の名作『オーパ!』が生まれる。その後、『オーパ!』シリーズの取材で、開高健と世界11ヵ国を周り、延べ443日を共にする。’83年、講談社出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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