内容説明
コルドバ国際シンポ全レポート。こころとコスモスをむすぶニューサイエンス。
目次
1 心・脳と意識―適性と行動の機構
2 ヘシュカズム―思考の沈黙から見た人間行動の神経サイバネティックス
3 心理学および心霊研究における最近の成果が、科学と社会に示唆する意味
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Gotoran
10
M.タルボット著書、C.プリブラム、D.ボームを介して本書に至る。かなり古いが、1979年にスペインのコルドバで、当時の物理学者、生理学者、宗教学者、哲学者(日本からは、池見酉次郎氏[心身医学者]、東洋神秘思想の巨匠の井筒俊彦氏が参加)が集い、国際シンポジウム(「科学と意識」)が開催された。その記録が、たま出版から「科学と意識シリーズ」として5巻出版されている。本書は、その最終巻。想像力と暗在系、物理学と錬金術等を軸に、科学と意識の繋がりについてのまとめ。好みの分野ゆえ、興味深く読了。2013/03/31