感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mariya926
90
すべての人の心は0歳児、1歳児、2歳児に分類できるそうで、その特徴を読んだ後に小説を読むと、この人は0歳児だなぁと当てはめながら読んでいました。なかなか興味深い内容ですが、実際にこのような治療をしてくださる方はもういらっしゃらないので残念だと思います。また何年か後に再読してみます。そしてもう一冊、この作者さんの本があるので読んでみます。2022/11/02
不動 明
3
やさしい精神分析シリーズ第2段ですが冒頭から驚いてしまいました。それは前作の著書の中の一部の言葉使いに対するある団体からの抗議から始まります。現在なら炎上というのでしょう。その団体とのやり取りを全文載せていて少し物々しく始まりますが、実は更に驚く事に、何と著者がこの本を書き上げた十日後に御子息が自動車事故でお亡くなりになっており、しかも御子息は音楽業界では知られた存在だったという木田高介という方という、何重にも驚く事三昧でした。内容は色々な事例からの分析が自分にも考察させてくれました。2015/08/13