内容説明
日本と日本人、世界を興味深く、正しく、幅広く読み取ることができる『ミッドナイト・プレスクラブ』の記録をもとに、これを合わせ鏡のようにして、四半世紀後のいまを読み解く視点から、書き下ろしたのが本書である。はからずも本書は、日本人の思考、関心、行動、習慣、弱点などさまざまな角度からさまざまな面を映し出した日本人論になっている。
目次
はじめに ミッドナイト・プレスクラブを知っていますか?
1 二つの「事件」でわかる日本人の国民性
2 外国人が見た日本人とニッポン論
3 日本人のつき合い方、日本人とのつき合い方
4 外から見てはじめてわかる日本女性の実像
5 日本人が知らない日本人と日本文化
6 こんなにも違う日本のマスコミと世界のマスコミ
7 ユニークな日本人、ユニークな外国人
8 現代史の中の日本という国
著者等紹介
竹村健一[タケムラケンイチ]
1930年大阪生まれ。53年京都大学文学部卒業。第1回フルブライト留学生としてエール大学、シラキュース大学に学ぶ。55年英文毎日記者となる。63年退社後、一年間山陽特殊製鋼調査部長を務める。66年から71年まで追手門学院大学英文科助教授となり教鞭を執る。英文毎日時代から、テレビ・ラジオ出演、執筆・講演を通して幅広い評論活動を行う
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