内容説明
全日本選手権優勝、全国警察選手権優勝、世界選手権大会優勝、全剣連設立五十周年記念八段選抜大会優勝。ながく剣道界で活躍する範士が自身の体験をもとに伝授する。すぐ実践できる新しい剣道上達の秘訣。
目次
面打ち―小さく振り上げても円運動になっていること
小手打ち―左足の引きつけで打突に冴えをつくる
胴打ち―左肘を若干引き、打突力を強めること
突き―恐怖心を与える突き技。仕かけ技の習得にも有効
崩して打つ―打たれる、突かれる。恐怖感のある構えをつくる
仕かけて打つ―一足一刀の間に入る直前が重要。仕かけなしに相手は動かせない
二段技・三段技―一本技の積み重ねが二段技・三段技につながる
返し技―打ち出す機会を見極め、相手と呼吸を合わせる
すり上げ技―手首の柔軟性と強さが必要。手の内に力を入れすぎない
応じ技への応じ技―応じ技を封じて有効打突につなげる〔ほか〕
著者等紹介
末野栄二[スエノエイジ]
昭和23年鹿児島県生まれ。鹿児島商業高校卒業後、鹿児島県警察に奉職。全日本選手権大会優勝、世界選手権大会団体優勝、全国警察選手権大会優勝、全日本剣道連盟設立五十周年記念八段選抜大会優勝など。鹿児島県警察本部教養課主席術科師範を最後に退職。剣道範士八段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。